映画「三丁目の夕日」の中で近所連中が集まりテレビ画面のプロレス中継に熱狂しているシーンがあった。
その熱狂ぶりは今の若い奴らが見るとあまりにオーバーに映るかもしれない。だが決してオーバーじゃないんだよ。
本当に映画のシーンの通り、当時の人々は全身全霊でプロレス中継に熱狂していて、力道山の空手チョップに大興奮したもんである。
私の両親もそうだった。北九州の我が家に初めてテレビが現れたのは母の記憶によると昭和33年の暮れだったらしい。その頃我々家族は社宅のアパートに住んでいた。部屋は9畳と6畳の和室。
今じゃ考えられないだろうが、部屋にはトイレも洗面所もなく、すべて部屋の外にある共同トイレ共同洗面所、そして共同炊事場を利用しなくてはならなかった。
風呂は家族皆で銭湯に行った。うちにテレビがやって来た。テレビをまだ持ってない近所連中が我が家にやって来る。
それも金曜日の夜8時に。皆でプロレス中継を見るのだ。そして熱狂する。
三丁目の夕日そのままだ。
私はまだ4歳から5歳になる頃。だが覚えている。力道山プロレスを見たいがためにテレビを買う人々。そして普段おとなしい人が普段では考えられないように身体全体で興奮して大声を出して応援する。
父や母も「沖っ!何やっとんね!ちゃんと反則を取れ!」「力道山いけぇ!!負けるナア!!」と叫ぶ(笑)。懐かしい。そんな時代はもう来ないかなあ…。
それはそうと、ワシントン条約でのモナコ案が否決されたね。良かった!
私は寿司ネタでも鮪は大好きだ!(笑)