巡業もいよいよ最後の街、函館。
巡業の移動は、ほとんどがバス移動。もうこのバスともこのシリーズでお別れ。
京平さんのはなしによるとかれこれ十五年使っているらしい。
馬場さんももちろん乗られていたバスになる。
馬場さんがお亡くなりになり新型バスへの乗り換えも決まっていた時に、三沢さん一行がノアに移り新型バス導入計画は中止になったそうだ。
私がお世話になり三年弱。
最初に乗ったのは二千四年の川田さんの三冠に挑戦するときの前のシリーズがまさに六年前の北海道ツアー。
その時ももちろんこのバス。大型バスの車中はみんな爆睡。
寝ないのは渕さんくらい。大きな昔ながらのヘッドフォンを耳に当て、いまだCDを何枚も持ち歩いて聞いているのも渕さんくらい。
みんな渕さん以外は当たり前のようにiPod。
新日時代から私は藤波さんの影響を受けて、みんながバスなのに本当によく車や電車でみんなとは違う行動をいままではとったものだ。随分輪を乱した。
たしかに鉄道のほうが早い。時間を有効に使える。バスは全世界見渡してもないくらいプロレスの団体としての団体移動手段として見事なまでにDOORtoDOORの便利なものだが、時間がかかる。
新日本時代は、一番前に陣取る偉そうな髪の長いのがいたから、同じ空気を吸いたくないから余計私は別行動を好んだ。
金本もリングバスで移動するようになったのも同じ理由と練習時間を長くたっぷりとるためだ。
今シリーズは釧路から札幌までの鉄道移動以外はみんなとバス。
私の席は右の最後部座席にカイと。最後部の左は京平さん。
人間を成長させるには、人から、旅から、本からという。
巡業中の移動で読書はかなりの貴重な至福の時。
なかなかサラリーマンではこんなに全国を、こんなに人との出会いを、こんなに読書の時間もないだろう。その意味では本当に貴重な時間を過ごしています。
プロレスラーになるまではとてつもない苦労があった。なったらなったで苦労がまつ。ある意味、徴兵制のような若い時の時間も過ごした。右も左もわからない小僧がしごかれ、鍛えられ、教育され今がある。強い日本にするには私はそれなりに厳しい教育はこの国に必要。
いまはあまりにもルールだらけの過保護。この先の十年後が恐ろしい。
だとするならば誰かが変えねばならない。自殺に鬱に、落ちているわけにはいかない。
己の力ではい上がれる強い日本を私は願います。
二十四時間この国に何が足りないかを考える。
選挙、そして落選はとてつもない学ぶきっかけを教えてくれた。
このまま引き下がるどころかさらなるパワーがこみあげる。
三年後に どうかみなさま見ていてください。
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